ページ番号1008847 更新日 令和1年11月25日
令和元年5月20日、「多様でリベラルなまちを創るシンポジウム〜なぜ、ジェンダーギャップの解消に取り組むのか〜」を豊岡市民プラザで開催しました。
シンポジウムは、基調講演とパネルディスカッションで構成され、市内事業所の経営者・管理職など250人が参加しました。
大崎麻子さん(関西学院大学客員教授・Gender Action Platform理事)による基調講演「なぜ、ジェンダー平等を目指すのか?〜ローカルとグローバルの視点から〜」では、大崎さんが、ジェンダー平等を目指す理由(注1)、ジェンダー平等に関する世界的な動き(注2)、日本におけるジェンダー課題(注3)、若年女性の都市部への流出(注4)、女性にとって住みやすい地域の条件(注5)などを説明しました。
注1:普遍的価値(人権)だから、経済合理性に叶うから、持続可能性に不可欠だから
注2:SDGs、国際女性会議、ESG投資 など
注3:固定観念、性別役割分業(女性=ケア労働、男性=賃金労働)、ハラスメント等の軽視、意思決定ポジションに女性が圧倒的に少ない など
注4:女性は、都市部など女性にとって住みやすい地域に移り住み、とどまる傾向がある など
注5:固定的性別役割分担等価値観の転換、育児等ケア・ワークの再分配、自信・自己肯定感の醸成等女性のエンパワーメント、旗振り役となる男性リーダーによるリーダーシップ など
[画像]写真:パネルディスカッション(62.0KB)パネルディスカッションには、モデレーターとして大崎麻子さんが、パネリストとして小田垣栄司さん(株式会社ノヴィータ 代表取締役会長)、田中淳一さん(一般社団法人ローカルソリューションズ 代表理事)、中田裕美子さん(中田工芸株式会社 総務室長)の3氏と中貝市長が登壇しました。
豊岡市がジェンダー・ギャップ解消に取り組む理由「性別役割分担・分業の意識・慣行」を見直し、制度や価値観を変えることで得られるメリット、制度や価値観を変えるために必要なアクション、豊岡市の取組みの方向性等について情報共有、意見交換が行われました。
豊岡市は、まず、職場におけるジェンダーギャップの解消(女性にも働きやすく、働きがいがある事業所を増やす)を進めるため、市内事業所向け促進策(豊岡市ワークイノベーション戦略)と豊岡市役所における推進策(豊岡市役所キャリアデザインアクションプラン)に基づく取組みを実施します。
また、地域、家庭等を含むまち全体のジェンダーギャップ解消に向けた戦略策定の準備を進めます。
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くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 ジェンダーギャップ対策係
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