ページ番号1028830 更新日 令和6年2月28日
1月27日から2月12日まで、第76期出石高校文化創造類型3年生19人が制作した、書と美術の作品を市立美術館-伊藤清永記念館-に展示する第32回卒業制作展「卒展」が開催されました。
会期中の2月3日、生徒17人が、制作した作品について解説する「ギャラリートーク」を行いました。
このギャラリートークは、今年で2回目の開催となり、生徒がどのような考えで制作したか、制作する中で気を付けたことなど、作品の見どころや秘話を解説することで、鑑賞者に作品をより楽しんでもらうことを目的として行われています。
書〔漢字仮名交じりの書〕の部のギャラリートークでは、総合体育大会での思い出やアルバイトでの出来事など高校生活の中で経験した出来事の場面を表現した作品が多くみられました。
生徒は「作品を制作したことで納得するまで粘り強く挑戦する力が身についた」「学生時代しか経験できない出来事の一瞬一瞬を写真に残せない分、1文字1文字に心をこめて制作した」など、高校生活の中での思い出を交えながら、作品にこめた思いを語っていました。
美術〔平面、陶芸、立体〕の部では、好きな動物、印象に残っている風景などを題材にした色彩豊かな作品が並びました。
「鮮やかな色の濃淡の表現に苦戦した」「色の混ぜ方が難しかった」など、対象物を忠実に表現したいという思いの中、制作の壁にぶつかったことなどを語った生徒の解説に、鑑賞者は「生徒の個性が豊かに出ている作品ばかりで感心しました」と興味津々に聞き入っていました。
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