【2023年2月8日】「有機の日」に市内産有機野菜を使用した学校給食を提供しました


ページ番号1025012  更新日 令和5年2月10日


 2月8日「有機の日」に合わせて、市内の小中学校で市内産有機野菜を使用した学校給食が提供されました。
 本市では、農業者、J A 、および市の連携によって、有機農業の産地づくりを推進しています。先月には試行的な取組みとして「無農薬栽培によるコウノトリ育む農法のお米」を市内の公立小中学校の給食に提供しました。
 今回は、市内若手農業者による有機野菜生産も盛んになっていることから、1 日限定で有機野菜を使用した学校給食メニューを提供することにしました。
 市立福住小学校では、5年生の教室で市内有機農業者の代表の皆さんと児童15人が一緒に給食を食べました。
 給食を食べた児童は次のように話してくれました。
 「今日の給食はいつもよりおいしかった。実は、小松菜が苦手だけど、今日は食べることができました」(男子児童)
 「野菜がおいしかった。特に人参が甘かったので、また食べたいです」(女子児童)

 また、生産者の皆さんは「目の前で児童らにおいしいと言って食べてもらえうれしかったです。野菜が甘いという声があり、野菜の味を良く感じてもらえてよかったです」と語られました。

 給食を食べた後は「小松菜はキャベツとレタスどちらの仲間?」「大根の甘い部分はどの部分?」など、給食の感想の他に野菜のクイズでも盛り上がりました。

 なお市では、今後も関係者と連携して、提供可能な範囲で、学校給食への有機野菜使用頻度を増やしていきたいと考えています。

 

[画像]写真:給食を食べる様子(184.3KB)
[画像]写真:給食に提供された有機野菜(154.7KB)

有機野菜を提供していただいた生産者の皆さんの紹介とコメント

人参:豊岡オーガニックワークス(代表)中嶋敏博さん

 豊岡市を中心に但馬地域の7件の農家で人参を栽培しています。出石町坪口の畑で採れた新鮮で安全な栄養満点の「ままにんじん」を味わってください。

小松菜:タチワキゆとり農園(代表)立脇収平さん

 出石町でほうれんそう、小松菜など全て有機栽培しています。地元のオーガニック野菜本来の美味しさを楽しんでください。

大根:ナカツカサファーム(代表)中務喜紹さん

 出石町で大根、玉ねぎ、トマトなど約40品目の野菜や、小麦、そばなど全て有機栽培しています。安全で美味しい野菜を食べてもらうことができて嬉しいです。

[画像]写真:生産者の皆さん(165.2KB)
[画像]写真:生産者の皆さんと一緒に「いただきます」(222.1KB)
[画像]写真:給食を食べる児童(240.0KB)

今日の献立

[画像]写真:給食(101.1KB)

有機の日とは

 2006(平成18)年12月8日に「有機農業の推進に関する法律」(有機農業推進法)が成立しました。2016(平成28)年、10周年を記念して12月8日を「有機農業の日」として制定し、毎年官民でさまざまなイベントを行い、有機農業について考える、有機食品を普及する取り組みが行われています。この取り組みはさらに毎月8日にも広げられています。

オーガニック野菜(有機野菜)とは

 農薬や化学肥料を使わずに栽培したもので、農林水産省が定めたJAS規格に適合し、有機JASマークが付いた野菜です。
 また、農業の自然循環機能の維持促進を図るため、以下の方法で生産された農産物のことを指します。

注:農林水産省「生き物にやさしい日本を残したい 有機食品っていいね!」から引用。


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