ページ番号1012093 更新日 令和2年8月27日
公式サイトと思い込みコンサートやスポーツ観戦のチケットをインターネットで購入したところ、海外の転売仲介サイトであったため、不当に高額で、また、キャンセルができないといったトラブルが増えています。
好きなアーティストのライブに行こうと思い、スマホで検索し、一番上に表示されたサイトからチケットを2枚3万2千円で購入し、クレジット払いにした。届いたチケットには入場資格者として知らない人の名前が印刷されており、海外のチケット転売仲介サイトから定価の2倍で購入していたことが分かった。キャンセルしたい（40歳代 女性）
手数料を取って、不要なチケットを売却したい人（売り手）と購入したい人（買い手）の取引を仲介するのが転売仲介サイトです。多くの場合、定価より高額で販売されており、原則キャンセル不可である他、サイト事業者と連絡が取りにくく、電話等で連絡が取れても解約交渉に応じない場合がほとんどです。カード会社に返金や取消処理を求める方法がありますが、キャンセルできるかどうかは各カード会社の判断に委ねることになります。
チケット不正転売禁止法の施行により、業として高額でチケットを転売することは禁止されています。また、転売チケットではコンサートやイベントの入場を断られる場合があります。ネットで購入する場合は公式サイトで購入し、不要になり譲りたいときは、興行主の同意を得て定価で転売している公式のリセールサイトを利用しましょう。
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