ページ番号1033278 更新日 令和7年4月9日
2025年3月から、陸上競技場の第4種公認更新に向けて、改修工事に着手しました。
これまでに走路の洗浄、切削などの工程が終了し、現在はトラック舗装のウレタン層の施工を進めています。
陸上トラックのウレタン舗装は、全天候型で耐久性が高いことが特徴ですが、長く使用していくうちに表面が摩耗し、劣化します。特に、100メートルのスタート地点や内側コースである第1レーンは、選手が走る頻度も高いため、他の部分に比べてトラックの消耗が激しくなります。
ウレタン舗装の摩耗は、見た目が悪いだけでなく、トラック表面のバランスを崩してしまうため、怪我の危険性も出てくることから、トラックの傷んだ部分を専用の機械で切り出し、その部分に新たなウレタン舗装を施す必要があります。
写真の輝いているトラック表面は、普段見ることのない舗装の下地部分に上塗層を塗り付けた状態です。
この上にエンボス仕上げ（すべり止めパターンの設置）を加えて、良好な舗装表面へと仕上げていきます。
5月からの利用再開に向けて、急ピッチで作業が進んでいます。
日頃から競技場を利用している皆さん、もうしばらくお待ちください。
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