竹野地域に豊岡市内で初めての「義務教育学校」を開設へ


ページ番号1027704  更新日 令和5年10月11日


 2021年12月に策定した「豊岡市立小中学校適正規模・適正配置計画」では、竹野中学校の敷地内に新たに小学校の校舎を整備して、施設一体型の小中一貫校に再編することとしており、2025年度の開設に向けて「豊岡市竹野地域小中一貫校開設準備委員会」で協議を進めています。

 保護者説明会や準備委員会での協議結果を受けて、2023年9月22日には、竹野地域の施設一体型小中一貫校を「義務教育学校」とする方針が、9月の定例教育委員会で決定されました。

 義務教育学校は、但馬では養父市の関宮学園につづいて2校目、豊岡市内では初めての開校となります。

 今後は、新しい学校で目指す子どもの姿や竹野独自の特色ある教育内容、校名、校歌など、重要な項目について引き続き協議していきます。

「義務教育学校」とは

 2016年に制度化された新しい学校種で、小学校入学から中学校卒業までの9年間の義務教育を一貫して行う新たな学校の仕組みのことです。前期課程が1〜6年生、後期課程が7〜9年生で、9年間の修業年限と教育課程が設けられ、前期課程では小学校、後期課程では中学校で学ぶ内容に沿った教育を行います。学年の呼び方も変わり、中学1年生のことを7年生と呼びます。

 義務教育学校と従来の小中学校の大きな違いは、小学校と中学校の間に区切りが「ある」か「ない」かです。義務教育学校は、ひとりの校長先生とひとつの教職員組織で運営され、小学校と中学校の区切りがありません。従来の6-3制に縛られることなく、心身の発達にあわせて柔軟に学年段階が設定できたり、先生同士が児童生徒の情報を共有しやすく、9年間を見据えた継続的な指導ができるなど、工夫次第でより良い教育効果が期待できます。

[画像]豊岡市で進めている小中一貫教育の取組 (81.5KB)
[画像]小中一貫教育を進める3つの類型(90.4KB)

 小中一貫教育をすすめるにあたっては3つの類型に分類できます。
 さらに、施設の形態については、施設一体型と施設分離型に分類できます。
 竹野地域については、工夫により様々な教育効果が期待できる、施設一体型の義務教育学校とする方針として、具体的な検討を進めます。

[画像]義務教育学校と小中一貫型小・中学校の違い(82.4KB)

 義務教育学校と小中一貫型小・中学校の一番の違いは、組織運営面(一人の校長、一つの教職員組織)にあります。

 これにより、校長先生のリーダーシップのもと、小中それぞれの先生として区分することなく、児童・生徒へのかかわりが可能となります。
 

義務教育学校についてのQ&A


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