ページ番号1033123 更新日 令和7年3月28日
RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。生後1歳までに半数が、2歳までにほぼ100パーセントの子どもが一度は感染するとされています。RSウイルスは、一般的に乳幼児の呼吸器感染症の原因ウイルスとして知られていますが、高齢者や基礎疾患のある成人においても肺炎などを引き起こすことがあります。生涯にわたり、感染を繰り返しますが、特に乳幼児の初めての感染や、高齢者、持病のある人などは重症化することがあるので注意が必要です。
RSウイルス感染症は、近年は夏から増加傾向となり、秋にピークが見られていました。しかし、2021年以降は春から初夏に継続した増加がみられ、夏にピークが見られています。感染力が強く、家庭内感染を起こすことがあるため、感染予防に努めましょう。
潜伏期間は2〜8日で、発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で自然軽快しますが、重症化すると咳がひどくなる、喘鳴(ヒューヒュー、ゼーゼーという音)が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては細気管支炎、肺炎などを起こします。
呼吸が苦しそう、食事や水分摂取ができないときは医療機関を受診しましょう。
RSウイルスは、主に接触感染と飛沫感染で感染が拡がります。
一般的な感染予防対策としては、手洗い、手指のアルコール消毒、マスクの着用を含む咳エチケットが大切です。
RSウイルスは、接触感染によりうつりやすいため、ウイルスの体内への侵入を防ぐため、手洗いが有効です。
[画像]流水と石けんによる手洗い(10.0KB)RSウイルスには、アルコール製剤による手指衛生も有効です。
RSウイルスは、軽い風邪症状で済むことが多いため、RSウイルスに感染していることに気づかないまま周囲の人にうつしてしまうこともあります。周囲の人への感染を防ぐため、必要に応じてマスクを着用するなど咳エチケットを心がけましょう。発熱、鼻汁、咳などの症状がある場合、可能な限り乳幼児との接触を避けることが乳幼児の発症予防につながります。
子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒しましょう。
[画像]おもちゃ(2.8KB)RSウイルス感染症の流行情報について知り、日頃から予防対策を心がけましょう。
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