ページ番号1006108 更新日 平成30年9月7日
司会:「Dr. ツヅクの健康ワンポイント」
この時間は今日から9月30日まで毎週月曜日に豊岡市からの情報番組、「Dr. ツヅクの健康ワンポイント」を放送いたします。
今日はその初回として、豊岡市中貝宗治市長にこの放送を始めた思いをお聞かせいただきます。
市長よろしくお願いいたします。
市長:はい、よろしくお願いします。
司会:豊岡市では、今、市民の健康づくりに力を入れておられるんですね?
市長:はい、「歩いて暮らすまちづくり条例」というものを作りました。「歩いて暮らせる」ではありません。もちろん歩いて暮らせるような歩道整備とか行政はやりますけれども、でも市民お一人お一人、「皆さん自分のことですよね。歩いて暮らすという覚悟を持ってください」というメッセージを込めているんです。
司会:なぜ、その「歩いて暮らすまちづくり」を進めていくんでしょう?
[画像]イラスト:市長と玄さん(4.3KB)市長:一般的には、2つ理由があると言われています。
一つは、もう「社会保障制度が大変だ」ということ。健康でいないと介護保険も医療保険も大変だというのが一つですね。
二つ目は、「村を守ろう」ということですね。お年寄りばかりの人数の少ない村がいっぱいできてきました。一人倒れると本人大変、家族も大変。でもその村の崩壊も早まってしまう。
この二つが一般的に言われています。
でも豊岡市はもう1個込めました。やっぱり「幸せの基本は自分の健康だ」ということ。「今日も自分の足で歩いた」「自分でご飯を食べた」こんな当たり前のことがなくなったときにどれほど実はありがたいことかわかるんですね。ですから、「みんなの大切な命が健やかでありますように」という命の共感を持って歩いて暮らすまちづくりを応援しようと豊岡市としては考えたわけですね。
司会:今までの健康政策とは違ってくるというわけですか?
[画像]イラスト:運動する女性(7.0KB)市長:3つ、大きく違うんです。
一つは、「ポピュレーションアプローチ」といって、一部の人ではなく市民みんなが「健康になるようにがんばりましょう!」ということなんですね。これまでの健康政策というのは、実はどの教室も同じ人ばかりが梯子していて、来なくてもいいような健康な人ばかりだったんですね。だけども不健康な人だとか、ちょっと心配な人たち、そういう人たちにこそ来てほしいわけですね。
二つ目は「科学的な証拠を持ってやりましょう」ということ。「一体こういうことをやったら、本当に結果が出たのか?体脂肪は減ったのか?医療費は減ったのか?」ですから科学の証拠を持って、健康づくりを効率的に進めましょうというのが二つ目ですね。
三つ目は、やっぱり「まちづくり全体としてやらないといけない」ということ。「歩け」といっても歩道がなければ歩けない。逆に美しい景観があると放っておいても人は歩く、総合的まちづくりの中に健康政策を位置づけましょうと。
この三つが豊岡の大きな特徴ですね。
司会:今回から、「Dr. ツヅクの健康ワンポイント」が始まりますけれども、この放送をする狙いというのは、市長どのあたりですか?
市長:やっぱり直接市民の皆さんに働きかけたいということですね。こういった媒体を使って、市民の多くの人に聞いていただこうと、それからワンポイントということですから、やっぱり、たくさんのことを聞いても、そのときはフンフンと聞いた気になっても、忘れてしまうですね。今日一日、これだけ覚えていただきたい、しかも「Dr. ツヅク」というプロ中のプロが「今日の宝物、コレ!」といってくれるわけですから、ハートに響くんではないかというそれを狙っているんですね、健康づくりは楽しい、仲間とやったら続く!
司会:刺激も続くしね。ぜひ来週からの健康ワンポイント、皆さんにぜひ元気になっていただきたい、健康になっていただきたいと思います。
市長もぜひ聞いてくださいね。
市長:はい、ありがとうございます。
司会:今日はどうもありがとうございました。
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