クマ撃退スプレーについて
ページ番号1038869
更新日
令和8年9月7日
クマ撃退スプレーの性能に係る推奨要件について
クマと遭遇した際には、落ち着いて安全な距離を確保することが重要ですが、山林などにおいて近距離で遭遇してしまった場合に危険を回避する手段の一つとして、クマ撃退スプレーの活用が有効とされています。
しかし「クマ撃退スプレー」と呼ばれる製品について、世界的に統一された定義や規格は現在のところ存在しません。国内でもクマ撃退スプレーに関する規格などはなく、性能や品質がさまざまな製品の流通が確認されています。
このため、さまざまな状況下で人命を守るために必要と考えられる「クマ撃退スプレーの性能に係る推奨要件」を環境省が取りまとめ、公表しました。
推奨要件の概要
クマ撃退スプレーの性能に係る推奨要件の項目
有効成分の表示方法と含有濃度
- 表示方法:カプサイシン・関連カプサイシノイドの濃度 (CRC濃度)を「パーセント」で表示
- 含有濃度:CRC 濃度 1.0?2.0パーセント程度を目安 小数点第1位まで表示
噴射距離・噴射時間
- 噴射距離:7.メートル程度以上
- 噴射時間:6秒程度 以上
噴射パターン
- 円錐状に広がる霧状(ミスト状)噴射 であること
- 空気中に滞留しやすい微細な粒子 が噴射されること
- 棒状の液流タイプは非推奨
噴射機構(アクチュエーター)、安全装置
- 方向判別・操作性:クマから目を離さず、手探りで取り出し、噴射方向が判別できる構造
- 安全装置:セーフティクリップ等の安全装置がついていること
使用期限
- 経年劣化を踏まえ、必要な性能が維持される期限の設定、表示がされていること
製品表示、事業者が公表すべき事項
- 性能(CRC濃度・噴射距離・噴射時間・噴射パターン・使用期限)、基本的な使用方法、使用・保管・廃棄の注意事項などをパッケージ等に明記すること
詳細は環境省ホームページをご覧ください。
クマ撃退スプレー使用上の注意
クマ撃退スプレーはクマに遭遇した際に有効な手段ですが、非常に刺激の強い製品であるため、使用には注意が必要です。
消費者庁が使用上の注意について公表していますので、概要を紹介します。
クマ撃退スプレーを選ぶ際のポイント
環境省の公表した前述の「クマ撃退スプレーの性能に係る推奨要件」に適合する商品を選ぶようにしましょう。
- クマ用、かつ、撃退用のスプレーを選ぶ (対人用や忌避を目的としたスプレーは選ばない)
- 表示をよく確認し、購入する
保管・持ち運びなどのポイント
クマ撃退スプレーは刺激物質を含むため、取扱いには注意が必要です。適切に保管・持ち運びをしなければ、いざ使用する際に正しく作動しなかったり、自身や周囲の人に被害が生じたりする可能性もあるため、以下のような点に注意しましょう。
- 安全装置は必要なとき以外は外さない、外した後はつけ直す
- 高温になる場所に置かない
- こどもの手の届く場所に置かない
- 必要なとき以外は持ち歩かない、人の多い場所では取り出さない
- 航空機に持ち込むことはできない
- 中身をカラにしてから、自治体のルールに従って捨てる
- 皮膚や目に付着したら大量の水で洗い流す
使用する際のポイント
- 取扱説明書を確認し、取扱説明書の内容に沿って使用する
- 使用期限や有効期限の切れていない製品を使用する
- 1〜3秒程度の噴射が複数回できるよう、原則、使いかけを使用しない
- すぐに取り出して噴射できるように身に着ける
- スプレーの噴射距離を考慮しながら、5〜10メートル程度クマとの距離を置いた状態で噴射する
- 使用者自らがスプレーを浴びないよう、原則として、クマよりも風上から使用する。風下では極力使用しない
- クマの顔面(目、鼻)を狙って噴射する
- 冬の低温時にはガス圧が低下し、噴射距離が短くなることに留意する
- 事前にクマとの距離のイメージトレーニングや動画を見るなどして、操作方法の確認や噴射の練習を行う(練習用スプレーなどによる実射を推奨)
- 人、テントや荷物などに忌避剤として吹きかけない
なお、クマに出会わないための行動を心掛けることが、人身被害防止の第一歩です。
コウノトリ共生部 林務水産課 林務水産係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9069 ファクス:0796-24-8101
[0] 豊岡市公式ウェブサイト
[1] 戻る
Copyright (C) Toyooka City. All Rights Reserved.