ページ番号1034498 更新日 令和7年10月14日
2025年10月6日(月曜日)、デジタル・生成AIセミナーを開催し、地元経営者や市内在住・在勤の女性計30人が参加しました。本セミナーでは「生成AIを業務にどういかすか」「安心して使うためのポイント」をテーマに、実践的な知識と具体的な活用方法を学びました。
事業所の生成AI活用支援を行っている高林さんから、「生成AIを相棒のように使う仕事術」について学びました。若者は生成AIを“相棒”のように使っていることや、社会人もAIを「サポート役」として活用し、最終判断は自分で行うことが大切だと説明しました。
特に、不安として挙げられる3点のポイント「(1)情報漏洩、(2)誤情報、(3)権利問題」について、具体的な対処法を紹介。また、生成AIは「最も安価で簡単なDXの一歩」であり「まずは自分の手で使って慣れること」が重要だと強調しました。
参加者からは「リスクを踏まえたうえで前向きに使う姿勢が大事だと感じた」との声もありました。
小田垣さんから、代表的な生成AIツールの紹介と、実際の使い方を体験的に学びました。参加者は自身のスマートフォンを操作しながら、講師のアドバイスのもと、効果的な質問の仕方(プロンプト設計)を実践。議事録からAIを使ってプレゼン資料を作成する流れなど、業務に直結する活用方法を紹介しました。
一方で、AIに頼りすぎることで「自分で考える力」が弱まる懸念にも触れました。小田垣さんは「出力を鵜呑みにせず、批判的思考を保つことが最も大切です」と強調しました。企業に生成AIを導入する場合、利用のルールを明確にし、従業員が安心して使える環境づくりが必要であると伝えました。
第3部では、澤さんから20代の若者世代のリアルなSNS活用について紹介がありました。澤さんは自身の活動を知ってもらうためにインスタグラムを活用し、日常の一瞬を「フォトダンプ」として発信していると紹介しました。
また、飲食店を探す際はGoogleよりもインスタグラムで検索することが多いと話され、ChatGPTも活用されるなど、若い世代の情報収集の実態が印象的でした。
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