ページ番号1034040 更新日 令和7年9月3日
豊岡市では特定非営利活動法人Waffle (東京都渋谷区)との共催で、女子中高生を対象としたプログラミング体験Camp「Waffle Camp (ワッフルキャンプ)」を8月3日(日曜日)にWACCU TOYOOKA 学習室(アイティ4階)で実施し、16人 (中学生13人、高校生3人)が参加しました。
「理系は男性」という強い固定観念のあるIT・STEM (科学・技術・工学・数学)分野においては、理系技術者や理系大学進学者数などの男女格差、当該産業で働く男女の賃金の格差、そして10代のIT・STEM分野への関心にも男女差がみられます。
プログラミング体験Campは、社会的な固定観念や女性の自信の低さ、またメンターシップやサポートの少なさを解消し、女子中高生がITや理系の進路に関心を持つ・自分の進路を考えるきっかけとなるイベントとして開催しました。(Waffleホームページより一部抜粋)
午前は、HTMLの基本構造やタグの役割など、ホームページ制作に必要な基礎知識を学習。練習問題では文字の色や大きさを変える作業に挑戦しました。会場ではITに詳しい女子大学生がメンターを務め、初めてプログラミングに取り組む参加者にも分かりやすく説明し、参加者の学びを後押ししました。
ホームページ制作では今話題の生成AIも活用。AIの仕組みや利用時の留意点、情報源確認の重要性を講義で学びました。講師は「生成AIを正しく使い、自分や他者を傷つけないスキルを身につけてください」と伝えました。
[画像]画像:講義の様子(52.6KB)午後は「自分オリジナルのウェブサイトを作ろう!」をテーマにホームページを制作。メンターへの質問や生成AI、ウェブ検索を活用しながら情報を集め、色やレイアウト、画像配置を試行錯誤し、それぞれの個性を表現していました。制作中には「AIって難しいこともすぐに答えてくれてすごい」といった声も出ました。制作時間は2時間と限られていましたが、生成AIの活用による作業の効率化や時間短縮を体感しながら作業を進めました。
[画像]画像:ホームページ制作(45.1KB)IT分野で活躍中の先輩女性からのキャリアトークでは、猪口有里さん(NPO法人コウノトリ豊岡いのちのネットワーク)、メンターの的場安美さんが登壇。二人からは、これまでの経験や仕事観について、それぞれ話を伺いました。
猪口さんからは、自分の選んだ道を信じて進むことの大切さについて語られ「トライアンドエラーで大丈夫、まずは挑戦してみてください」という力強いメッセージがありました。的場さんからは、アプリ開発の仕事に携わるエピソードを交えながら「少しでも興味を持ったら積極的に挑戦してほしい。なんでもトライして、自分の興味を見つけてほしい」と、進路選択を考える参加者へ温かいエールが送られました。
[画像]画像:猪口有里さん(40.6KB)最後はグループ内で、自分が作成したホームページを共有しました。概要やこだわりポイント、もう少し時間があれば工夫したかった点などについて説明し、発表後に一人一人担当のメンターからフィードバックを受けました。参加者同士で「凝っていてすごい」という声掛けもあり、打ち解けた様子が見られました。
[画像]画像:ホームページの発表(47.2KB) テクノロジー分野の教育とエンパワーメントを通じ、ジェンダーギャップを是正することを目指している団体です。ステレオタイプを取り除き、IT・STEM分野で世界に羽ばたく女性を増やすため、中高生に向けた無料のウェブサイト作成コース「Waffle Camp」、大学生・大学院生に向けた無料のプログラミング研修「Waffle College」や国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」など、さまざまな活動を実施しています。
(Waffleホームページより抜粋)
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