ジェンダーギャップを考える意見交換会を開催しました
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更新日
令和3年11月8日
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8月21日に「ジェンダーギャップを考える意見交換会」を開催し、但馬地域在住の男女23人が参加しました。
豊岡市地域啓発推進アドバイザー 萩原なつ子さん(立教大学教授)を講師に迎え「誰もがお互いを支え合いながらいきいきと暮らすために〜暮らしの中にある男女の役割や機会の差〜」をテーマに、講演に耳を傾けたあと、ワークショップ形式で意見交換を行いました。
【目的】
- ジェンダーギャップ解消の必要性の理解
- ジェンダーギャップの根底にある無意識の偏見についての理解
- 職場・家庭・地域での実践行動につなげるための「当事者」としての気づきを得る
共催
豊岡市
響ネット但馬(兵庫県男女共同参画推進員)
兵庫県立男女共同参画センター・イーブン
暮らしの中で感じるジェンダーギャップ「もやもやすること」
意識など
- 地域の目が気になる
- 結婚と出産のプレッシャー
- 男は女を守るもの
- 生きづらさを感じる
- 女性は出しゃばらないほうが良いと言われた
- ダブルスタンダード(本音とたてまえ)
- 女性が女性の意見を抑えてしまう
- 出る杭は打たれる
- 本人たちの意思を尊重されない(周りの口出し)
- 小さいころからの刷り込み
地域
- 地区の3役や隣保長は男性
- 地区の福祉関係の役員は女性が多い
- 地区の会議など女性の出席が少ない
- 各団体の会長は男性
- 議員の男女比のバランス(女性が少ない)
- 村文化(男社会)
- 女人禁制(伝統・しきたり・祭りなど)
- 地区の日役
- 防災に女性の力を生かす目線を
仕事(職場)
- 役職は男性、女性の管理職が少ない
- 残業が多い部署は男性が多い
- 補助・補佐的作業は女性
- 雇用条件は女性が不利
- 男女間の賃金格差
- 制服・ハイヒール(女性)
- お茶出し、トイレ掃除は女性
家庭
- 親の世話、子どもの世話は女性の仕事と思う人が多い
- 日曜大工・力仕事は男性がする
- 家事・子育ての割合 女性>男性
- 家の代表名は男性(届出人・保護者・世帯主など)
- 男の子を産んでくれてうれしいと言われた
- 座る位置、お風呂の順番
ジェンダーギャップを解消するには
- 無意識を意識する
- 女性も男性も意識を変える
- コミュニケーション、関係性
- 対話(話し合い、納得、感謝)
- 多世代が交流する仕組みをつくる
- 包摂的に考える
ジェンダーギャップ川柳 主な作品
研修のまとめとして、ジェンダーギャップ解消に向けた「川柳」を創作しました。
上の句「5文字」を作成するグループと下の句「7文字」を作成するグループに分けて、その後、ランダムに「5・ 7・5」を発表し合い、一つの川柳に仕上げる手法を用いました。
- いつ変える 地区も男女で 疲れるな
- 家制度 いいとこ生かす らしさって
- 当たりまえ 女性の心 意識して
- おかしいよ グッバイUB(アンコンシャス・バイアス) いつもだよ
- 我が家では ジェンダーギャップ 泣けてくる
- 違和感は 意識を変えよう ぶつかって
- 本音はね 寄り添う心 自立して
参加者の感想
- たくさんのワークがあり、いろいろな考えを知ることができた
- 「今までどおり」ではなく、誰もが勉強して自分の知らない視点を持つことが変わることへつながると思う。意識化する機会が必要
- 住民と行政が協働しないといけない。ジェンダーギャップ解消がスタートライン
- 社会全体の課題として捉えていることが良かった
- 無意識のうちに家事などお任せして逃げている面もあった。誰でも支え合う気持ちをもって、自発的に動けるようにならないといけないと反省します
- 地域のジェンダーギャップに目を向けていく
- 自分から小さくても行動を起こす
関連情報
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くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 ジェンダーギャップ対策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9004 ファクス:0796-24-8114
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