子育て相談Q&A  よくある質問


ページ番号1001719  更新日 平成30年5月23日


質問

親から離れず友だちの輪に入っていけません


回答

どうして親から離れないの

楽しそうに見える場面でもなかなか子どもたちの集団に入っていけなかったり、知らない人がたくさんいる場所を苦手としたりする子どもたちがいます。大きな音がする場面や賑やかな場所を嫌う子どももいます。
幼児期は体の成長も心の成長も個人差が大きい時期です。親から離れて元気よく遊ぶ子どもがいれば、もうしばらくお母さんや大人とのかかわりを必要とする子どもがいても当たり前といえるでしょう。
子どもの社会性は、一般的には「お母さん」から「家族」へ、「家族」から「よく知っている大人」へ、そして「大人」から「子どもたち」へと少しずつ広がっていきます。時には後戻りすることもあり、「この間まで離れて遊んでいたのに最近急にお母さんから離れられなくなった」ということは珍しくありません。お母さんとのかかわりがないと不安に感じる子どもに一人で集団の中に入ることを無理強いすると、慣れてたくましくなるというより、むしろお母さんと離れる不安感の方を強くもってしまい、ますます集団の場面を怖がったり慣れるのに時間がかかったりします。

どうしたら子どもの輪の中に入れるようになるの

集団が苦手だからといって、子どもたちが集団に接する機会がなければ、いつまでたっても集団の雰囲気に慣れることはありません。友だちの輪に入っていけない子どもたちの場合、まずはお母さんと一緒にその場に行くことに慣れることから続けてみてはどうでしょうか。また、中に入れた場合も、はじめから長時間過ごすことを考えずに、短い時間でいいですから参加することを続けるなど、子どもたちに負担にならない工夫が必要です。子どもたちがたくさんいる場に行ったからといって、すぐに他の子どもたちと遊ばせることを考えるのではなく、まずは集団の雰囲気の中で大人と遊ぶことを楽しむことからはじめてみましょう。


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