ページ番号1001713 更新日 平成30年5月23日
断乳と卒乳はどう違うのでしょうか
回答
簡単にいえば「断乳とはお母さんの意志で母乳をやめること」であり、「卒乳とは赤ちゃんの意志で母乳をやめる」ことです。
一般的に日本では、1歳前後になり食べ物が食べられるようになると母乳をやめるようすすめられてきました。母乳そのものの栄養の問題や甘えてしまうといった問題などがあげられますが、一方ユニセフ・WHOでは「最低2年間母乳を続ける」よう薦めています。それは、母乳から得られる栄養はもちろんですが、お母さんに抱かれ、直接触れて得られる肌のぬくもりやにおい、安心感が、赤ちゃんの心の栄養になっているからなのです。
ただ、出産後復職されるお母さんにとっては、卒乳を待っているわけにはいきません。
復職の期日に合わせて断乳していくことが必要になります。その場合も、ある日いきなり断乳するのではなく、母乳による授乳の回数を減らしていくなど段階的に断乳に向けていくことをお薦めします。今まですっぽりと包まれていた「安心」をある日突然お母さんから拒否されると、赤ちゃんによっては強い不安感を抱くことにもなりかねません。
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