子育て相談Q&A  よくある質問


ページ番号1001711  更新日 平成30年5月23日


質問

大人が笑いかけても反応がほとんどなく、また表情が乏しいように感じます


回答

どうして表情が乏しいのでしょうか

赤ちゃんの中には、お母さんに「大好き」を伝えるのが苦手な赤ちゃんがいます。あやしてもなかなか笑わない、お母さんの姿を目で追おうとしない、視線が合わない、表情の変化が乏しいなどの状態が続くとお母さんにとっても心配ですね。一方で、赤ちゃんの反応が少ないと手があまりかからないので助かるというお母さんもいます。助かるからといって、お母さんからあやすなどのかかわりをあまりもたないことが続くと、赤ちゃんの反応が少ない場合もあるかもしれません。 

どのように関わればいいの

赤ちゃんは一見何も理解していないようにみえますが、実はまわりからの働きかけをいっぱい受け止めています。難しい言葉の理解はできなくても、周りの人がかもしだす雰囲気、中でも「安心」にはとても敏感で、なによりも「安心」を望んでいるようです。抱っこしたり、目を合わせたり、話しかけたりすることで、赤ちゃんには「私があなたのお母さんよ。」「守ってあげるからね。」「お母さんやお父さんにとってあなたは一番の宝物よ。」といった気持ちと一緒に「安心」が伝わっていきます。お母さんの愛情を抱っこや語りかけなどでいっぱい伝えてあげることが大切なことです。反応が少ないとか表情が乏しいというのは、決してお母さんを拒否したり嫌ったりしているわけではないのです。反応が少ないからといって、あやしたり話しかけることが必要ないのではありません。どの赤ちゃんもお母さんからの「安心」という愛情を全身で受け止めようとしています。

赤ちゃんをはじめ、小さいお子さんは同じ仕草や歌、絵本、手遊びや遊びを何回もやってほしがりますが、これも赤ちゃんにとっての「安心できる楽しいもの」と受け止めてみてはいかがでしょうか。好きなことを何回もお母さんやお父さんと一緒に楽しめるといいですね。


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