ページ番号1008452 更新日 令和6年3月7日
全ての子どもは、「児童の権利に関する条約」の精神にのっとり、適切な養育を受け、健やかな成長・発達や自立が図られることなどを保障される権利があります。
児童虐待は、子どもへの人権侵害です。時には生命をも脅かし、心に深い傷を残し、人格形成にも大きな影響を与えます。児童虐待の防止は、社会全体で取り組むべき重要な課題です。
「児童虐待」とは、保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するもの)がその監護する児童(18歳に満たない者)について行う次の行為をいいます。
身体的虐待は、殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、おぼれさせる など
性的虐待は、子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクトは、家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気にかかっても病院に連れて行かない など
心理的虐待は、言葉による脅し、無視、兄弟間での差別扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティックバイオレンス) など
子どもの虐待は隠されていることがほとんどです。虐待をされている子どもが自ら助けを求めることはなかなかできません。虐待をくい止めるためには、周囲の皆さんの”気付き”がとても大切です。
虐待早期発見のための兆候の一例です。
注意深く見守る視点が、早期発見の第一歩となります。
児童虐待をなくし、子どもたちの笑顔を守るため、児童相談所全国共通ダイヤル「189」(いちはやく)に電話をかけてください。近くのこども家庭センター(児童相談所)につながります。
子育てに関する悩みがある方は、下記へ気軽に相談してください。
子育てにおいて、しつけと称して、叩いたり怒鳴ったりすることは、子どもの成長の助けにならないばかりか、悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。以下のポイントを心掛けながら子どもに向き合いましょう。
詳しくは、チラシをご覧ください。
厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、期間中に児童虐待防止のための広報・啓発活動などさまざまな取組みを集中的に実施します。
「児童虐待防止推進月間」標語【令和4年度最優秀作品】
「もしかして?」ためらわないで!189(いちはやく)
「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼び掛ける市民運動です。
[画像]オレンジリボン(5.8KB) 毎年11月は、児童防止虐待月間となっており、豊岡総合高校インターアクトクラブより、豊岡市こども支援センターへオレンジリボンの贈呈を受けました。
インターアクトクラブを代表して岡田 葵(3年)さん、北野 夏帆(3年)さんが来庁され、正木教育次長へ地元かばん業者からの端材などで作成したオレンジリボンを手渡されました。
こども支援センターでは、こどもへの虐待の現状を広く知っていただくために研修会や窓口で配布し、広報活動のツールとして活用させていただきます。
児童虐待防止のために一人ひとりが出来ることを考え行動していきましょう。「あの親子大丈夫かな」と思ったら迷わずにご連絡ください。
令和4年度児童虐待防止月間標語
《「もしかして?」ためらわないで!189(いちはやく)》
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こども未来部 こども支援課 こども家庭相談係
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電話:0796-21-9003 ファクス:0796-24-8330
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