ページ番号1028529 更新日 令和6年5月22日
東日本大震災では、被災自治体に対して個別の自治体がそれぞれで支援を行ったことから支援の偏りが生じ、支援が薄い被災自治体が生じました。
一方で多くの一つの被災自治体に多数の支援自治体が押し寄せることにより、貴重な支援の人員や資材の過剰供給・だぶつきが生じました。
その反省を生かし、大規模災害発生時に被災自治体と支援する都道府県・政令指定都市をペアにする「対口支援(カウンターパート)」方式が制度化されています。
相手方が必要とする人材・物資を把握したうえで、全国知事会・全国市長会や総務省が応援職員等の派遣を取りまとめるものです。
今回の能登半島地震にかかる被災地支援は、このカウンターパート方式により兵庫県および豊岡市は「珠洲市」を支援することとなりました。
期間 | 活動内容 | 人数 | 派遣場所 | その他 |
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5 月 21日 〜 28日 |
義援金等事務支援
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2人 | 石川県 珠洲市役所 | 義援金等事務の体制は、珠洲市職員3人、石川県職員1人、兵庫県応援職員7人(兵庫県1人、神戸市2人、南あわじ市2人、本市職員2人)の11人体制の予定です。 |
4月19日〜26日 |
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4人 | 石川県穴水町 |
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2月20日〜21日 |
宿営地環境整備および撤収作業 |
2人 | 石川県能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第10次隊として派遣(後方支援小隊)。 |
2月16日〜21日 |
土砂災害現場での給食活動、車両・資器材の保守管理など |
2人 |
石川県能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第9次隊として派遣(後方支援小隊)。 |
2月14日〜20日 | 家屋被害調査支援 | 2人 | 石川県 珠洲市 |
家屋被害第一次調査第7陣として派遣。 |
2月12日〜17日 |
兵庫県大隊の宿営場所の維持、給食活動、車両・資器材の保守管理など |
2人 |
石川県能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第8次隊として派遣(後方支援小隊)。 |
2月8日 〜13日 |
兵庫県大隊の宿営場所の維持、給食活動、車両・資器材の保守管理など |
2人 |
石川県能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第7次隊として派遣(後方支援小隊)。 |
2月4日 〜9日 |
救急活動 |
5人 |
石川県能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第6次隊として派遣(救急小隊3人・後方支援小隊2人)。 |
1月31日〜2月5日 |
救急活動 |
5人 | 石川県 能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第5次隊として派遣(救急小隊3人・後方支援小隊2人)。 |
1月27日〜2月1日 | 救急活動 | 5人 |
石川県 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第4次隊として派遣。 |
1月23日〜28日 |
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9人 |
石川県 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第3次隊として派遣。 |
1月20日〜25日 |
避難所の巡回、避難所状況の報告、ヒアリング、支援拠点備品残数チェックなど |
2 人 |
石川県 珠洲市 |
兵庫県第5陣避難所運営支援チームとして派遣。 |
1月19日〜24日 |
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9人 |
石川県 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第2次隊として派遣。 |
1月15日〜20日 |
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9人 | 石川県 能登町 |
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊の第1次隊として派遣。 |
1月7日 〜11日 |
給水車(4トン)1台とワゴン車1台を活用して給水活動 |
6人 | 石川県穴水町 |
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石川県珠洲市で義援金等事務支援を行うため市職員を派遣します。
この派遣は、兵庫県を通じた石川県珠洲市の要請に応えるものです。
派遣期間中は、義援金申請の受付業務や義援金申請書類チェックおよびデータ入力作業など、国支援金(被災者生活再建支援金)申請書類チェックおよびデータ入力作業などを行う予定です。
土生田副市長は出発式で「珠洲市の市民のほとんどが被災者であり、それを支えている珠洲市の職員のほとんどが被災者です。珠洲市の市民の皆さんの支援とともに、被災者でもあり支えている珠洲市市役所職員の支援にもなるようにしてください。
また、豊岡市が被災した時に、はたして何ができるのかなどの経験値を積んできてほしいです。1週間そこでやってきた仕事で自分たちが何をなすべきなのかを学び、持ち帰って職員に伝えてください。
派遣では、道中の道路事情は万全でないかもしれないし、宿舎も共同生活になるようですが、無事に務めてきていただくことを祈ります」と職員を激励しました。
派遣職員は「南三陸町に派遣された時の事務の経験をいかし、珠洲市の皆さんに支援金が早く届けられるよう努めてきます」「主な業務である義援金等事務以外にも、現場の様子や見聞きしたことを覚えておき、豊岡市での災害対応や業務に生かすことを考えながら支援業務を行ってきます」と話していました。
[画像]5月21日出発式の写真(95.7KB) 厚生労働省の要請に応えて保健師と保険業務をサポートする現地調整員を派遣しました。
派遣期間中、現地調整員を一度入れ替え、保健師2人、現地調整員2人を派遣します。
現地では、避難所、仮設住宅における住民の健康支援業務や在宅における要支援者の健康管理業務などを行います。
帰任後に派遣された保健師は「避難所から仮設住宅に入れたことに喜んでいる方がいる一方で、自分の住み慣れた地域ではない仮設住宅に入ることになったことにより、不安に思っている方もいました。仮設住宅では、プライバシーが確保されるようになりましたが、1人暮らしの方は、それにより孤立してしまう可能性もあります。孤立を防ぐための支援は今後も必要になっていくと感じました。」「震災後初めて体重計に乗った方は『食べ物には気を付けているつもりだったが、体重が3キロ以上も減っていて驚きました』と話しておられ、自分では体調の変化に気が付いていない方もいるんだと感じました。食事の工夫の仕方などをお伝えしましたが、早く栄養バランスの取れた食事をとることができるようになってほしいです」と経験を語りました。
また「日々大事にしてきていたが、話を聞くときの距離感や姿勢、話しかけ方など改めて傾聴の姿勢が大切だとも感じました。なかなか地元の職員には話しにくいことも、外から来た私たちにだから話せることもあるのかもしれませんね」と派遣時のことを振り返っていました。
兵庫県の要請を受け、2月14日、能登半島地震に係る家屋被害第一次調査第7陣に、珠洲市に2人の職員を派遣しました。
[画像]写真:職員2人を激励する市長(156.4KB) カウンターパート方式による兵庫県第5陣避難所運営支援チームとして支援活動を行うため、石川県珠洲市に1月20日から25日まで市職員2人を派遣しました。
派遣期間中、職員は避難所の巡回、避難所状況の報告、ヒアリング、支援拠点備品残数チェックなどを行いました。
緊急消防援助隊兵庫県大隊但馬ブロック隊として、豊岡市消防本部から第1次隊として職員9人を1月15日、石川県能登町に派遣しました。第1次隊の派遣期間は、20日までで、検索活動や救急活動に従事しました。
それ以降も、交代で消防職員を能登町に派遣し、2月21日、第9次隊・10次隊の帰任をもって、終了しました。
日本水道協会兵庫県支部からの要請により、石川県穴水町に1月7日から11日まで水道課職員を石川県に派遣しました。現地では3人体制で給水車(4トン)1台とワゴン車1台を活用して給水活動に行い、活動期間中、派遣職員を1度入れ替えました。
[画像]避難所に駐留している自衛隊給水車に給水(30.0KB)このページには画像や添付ファイルへのリンクがあります。
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