ページ番号1017385 更新日 令和3年5月21日
2021年5月16日、出石地域の木造家屋密集街区内で水利調査を実施しました。
この調査は、木造家屋密集街区で火災が発生した場合、地区内を流れる水路が消防水利として有効かどうかを調べるものでした。
出石伝統的建造物群保存地区防災計画の策定にも反映させるため、計画策定業務の受託者である立命館大学のメンバー、火災発生時に消防団からの送水を受け最前線で活動を行う豊岡消防署出石分署員、初期消火を担う地元区長等が注視する中、出石消防団40人が作業を行いました。
調査方法は、水路下流をせき板と土のうでせき止め、取水可能な水量になるまでの時間を計り、その後、送水圧力・放水本数を変えながら、水位がどのように変化するかを調べました。
消火活動で通常設定する送水圧力で2線放水した場合は水位低下はなく、3線放水した場合でもわずかな水位低下であったため、消防水利として十分有効であるとの調査結果でした。
今後は、土のうを使用しないせき止め方法などで時間短縮できないか、ほかに活用できる水路が無いかなどを検証し、火災発生時の被害を最小限にできるよう努めます。
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