【全但消防協議会】2024年度若手消防団員意見交換会を開催しました(2025年1月26日)
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更新日
令和7年2月5日
2024年度若手消防団意見交換会
2025年1月26 日(日曜日)に城崎庁舎で、全但消防協議会主催の若手消防団員意見交換会が行われました。
但馬地区の10消防団から21人の若手消防団員が参加し、このうち豊岡市からは6消防団15人の消防団員が参加しました。
意見交換会では、今後の消防団の活性化を目指すため「消防団の活性化」「消防団員確保対策」「消防団活動」などについての意見交換を行いました。
また、この日は意見交換会のほか、豊岡市消防本部城崎分署達富分署長を講師として招き、「火災ゼロを目指して〜市民との協同(コラボレーション)〜」について、講演していただきました。
[画像]2024年度 若手消防団員意見交換会(全体写真)(92.6KB)
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意見交換の主な内容
入団した経緯
- 地域の方、地元の友人・先輩(共に現職の団員)、父親からの勧誘。
- 同僚・上司からの勧誘。
- 地元に帰ってきたら入るような雰囲気で入った。
入団を決意した要因
- 地元に住むなら地元貢献と思った。
- 昔の火災で、消防団が活躍してきた姿を見ていた。
- 仕事以外の付き合いも大事であると思った。
入団してよかったこと
- 地域とのつながり、交流が広がった。
- 同じことを目標・目的とする仲間と繋がれ、絆が深まった。
- 仕事関係以外の幅広い年代の人たちと繋がり、仲良くなれた。
- 消防防災に関する知識が増え、いざというときの対応が身についた。
- バーベキューなど、親睦を図る機会が楽しみとなっている。
- 職場の同僚も入っており、学生時代の部活みたいに活動が出来ている。
改善すべきと思うこと(課題など)
- 現状の人数でどこまで消防活動ができるかの実態把握も必要である。
- 勧誘イベントや行事への出席、事前準備が多く、休みの日に拘束されることが多い。自分の時間を割いて活動に出ており、報酬アップや人数を増やせる施策を望む。
- 日曜日でも仕事の人が多く、集まりが悪い。そのあたりをうまくやっていければよくなると思う。
- 実践的なことも含めて訓練を充実してほしい。
- 新入団しても初期訓練がなく、何をしていいかわからない。
- 新人訓練をしてほしい。礼式も放水も分からずに活動している。
- 退団できる見込みがない。入団する人を探してこないと退団できない。
- 新入団員が少なく、分団の新陳代謝がない。声をかけても、消防団は大変というイメージがあり、なかなか入団してもらえない。いいイメージを持ってもらえるようにする。
- 若手の確保となると、職場でも若い子は食事会などを好まない傾向がある。また、勧誘に行っても親が断ることも多い。大変なイメージを持たれている。
- 勧誘する若手そのものがいない。
- 少ない人数が集まって構成されている分団なので、1地区当たりの担当範囲が広い。
- 操法大会の見直し・改善する必要がある。
操法大会について
- 上の世代の人と若手で、操法に対する熱量が違い、若手はそれが重荷となっており、入ってもらえない要因となっている。
- 大会直前は、週3回程度の練習。先輩からのプレッシャー、負担が大きい。
- 練習が大変。大会前2カ月になると週3で練習している。ある消防団の分団では操法の練習を毎日している。
- 操法大会がとても負担であるという団員の意見で、操法大会をやめた。代わりに訓練をしている。
その他
- 若い人は、自分のコミュニティを広げようとしない人が多く、顔が広がることをメリットとは思っていない。
- 勧誘についても、団員からのお願いで入ってもらえる時代ではなくなっており、行政も関わることが必要である。
講評
全但消防協議会会長 豊岡市城崎消防団長 椿野仁司
- 新入団員の勧誘・確保では、先輩・友人といった関係性は非常に大きいと感じている。
- 消防団は大変なイメージがあり、環境整備等を変えていかなければならない。
- 地元地区の応援も大事なことである。
- 当協議会では、団同士の連携が大事であると考えており、団員不足もあるが、更に地域連携を強固にしていきたい。
- 実際の現場経験がない団員も多い。火事・災害が起こっていないあらわれであり、平穏無事が良いに越したことはないが、日ごろから緊張感をもった訓練を行うこと、また、仲間を大切に「自分たちの町は自分たちで守る」をスローガンに精進して消防団活動を行っていただきたい。
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