ページ番号1033543 更新日 令和7年5月29日
次世代を担う子どもたちが、北但馬地震震度6(当時の最大震度階級)の地震被害、伝承「田結村の奇跡」など北但大震災の記憶を振り返り、自らの命を守るため、命を繋ぐためにできることを考えることで、まちの防災について理解を深め、「自分の命は自分で守る」「備えることへの大切さ」を学ぶため防災授業を実施しました。
豊岡市港地区の地震被害の状況を知るとともに、震災記念碑により、なぜ「田結村の奇跡」といわれているのかを学びました。
災害には「備えていたことしか、役には立たなかった。備えていただけでは、十分ではなかった」の教訓により、自分や家族の命を守るためには、自分の住むまちを知ること、自然災害に対して準備することの大切さを学びました。
[画像]3kouji01(23.8KB)30年前の阪神淡路大震災、14年前の東日本大震災の消防士だった時の被災地支援活動の体験談により、地震やの怖さ、被害の悲惨さ、人と人のつながりをあらためて考える機会となりました。
「防災リュックを考えよう」は、損害保険ジャパンと(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターが、東日本大震災をきっかけとして「万が一に備えることの大切さを伝える」ために、共同開発されたパズルゲームを活用したワークショップです。
生徒たちは6班に分かれて、自分たちが災害時に必要だと思うアイテムをパズルのピースから考えて選び、生徒間でその必要性や用途を意見交換しながら、防災リュックを完成させました。
保存水、アルファ化米、管理トイレ、トイレットペーパーの生活用品とともに、連絡や情報収集の主要ツールとなるスマートフォン、モバイルバッテリー、充電など全生徒が必要と考えました。
長時間となる避難の気分転換には、筋トレグッズやスマホゲームなども必要とし、防災リュックの台紙にいっぱいに必要品を選びました。
意見交換では、乳幼児と高齢、男性と女性、眼鏡や常備薬の有無など、人によって防災用品が異なることの共有ができました。
市が用意した防災リュックを実際に背負うと「災害時は重すぎると避難しづらいかもしれないので、詰め込みすぎには注意しなければならない」という気づきもありました。
備えることの大切さ、今できる最善を尽くすなどの学びから、生徒達は防災リュックを準備することを決めました。
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