【独自取組】八条コミュニティ防災ワークショップ(実践編)を開催しました(2021年11月14日)
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更新日
令和3年12月7日
八条コミュニティ防災ワークショップ(実践編)
八条コミュニティでは昨年(2020年)に防災ワークショップを実施し、八条コミュニティ地域防災活動の手引きを作成しました。
作成した手引きを活用し、課題として出された意見について、取組みを進めるため、八条コミュニティで防災ワークショップ(実践編)を実施しました。
ワークショップの目的
昨年のワークショップや事前アンケートの結果、挙げられた八条地区の防災課題を共有し、取組みの優先順位、取組み体制(具体的に誰・組織等が中心となって取り組むのか)、取組みスケジュールなどの具体案を決めることを今回のワークショップの目的としました。
ワークショップの概要
- 開催場所:八条地区コミュニティセンター
- 開催日:2021年11月14日(日曜日) 午後7時〜午後9時
[画像]グループ討議の様子(31.7KB)
[画像]グループ討議の様子2(28.2KB)
ワークショップの進め方
昨年実施したワークショップや事前アンケートで挙がった課題を分類し、八条地区で自然災害による犠牲者を出さないためにどうあるべきか、4つの目標(あるべき姿)を設定しました。
目標(あるべき姿)
- 区民が地域の災害リスクを知り、早く、安全な避難行動が実践されている
- 災害に備え、一人ひとりが防災知識を身につけ、避難の方法を知っている
- 高齢者等への避難が行える支援体制が確立されている
- 区・八条コミュニティでの防災活動、および連携強化・体制が整っている
4つの目標の中から優先度の高い2つの目標を参加者が選び、具体案を検討しました。
参加者が選んだ目標は「2.災害に備え、一人ひとりが防災知識を身につけ、避難の方法を知っている」と「3.高齢者等への避難が行える支援体制が確立されている」となりました。
今回選ばれた優先順位の高い2つの『目標』について「具体的な取組み方法」「誰が」「どのように」「いつまでに」と項目を決めグループワークを行いました。
グループワークは2班に分け、各班が30分間で別の目標についてを行い、30分経過後、目標を替えて実施しました。
最後にグループ討議の結果を、グループの代表の方が発表しました。
グループワークの結果
目標2「災害に備え、一人ひとりが防災知識を身につけ、避難の方法を知っている」の検討結果
[画像]画像:グループワークの結果(対応策) 自宅周辺の危険な場所や避難可能な場所等を把握した上で、マイ避難カードを全世帯で作成する。市民総参加訓練等の機会を活用し、マイ避難カードに沿った安全確保行動を行う。(132.2KB)
目標3「高齢者等への避難が行える支援体制が確立されている」の検討結果
[画像]画像:グループワークの結果(対応策) 真に地域による支援が必要となる方を把握し、避難行動要援護者名簿を整理した上で、個別避難計画を策定する。また、避難支援者、当事者を含め、計画に沿い定期的に訓練(規模は問わない)を実施する。(マイカード避難に基づく)(137.8KB)
グループワークでの意見
「2.災害に備え、一人ひとりが防災知識を身につけ、避難の方法を知っている」
具体的な取組み方法
- 自宅周辺の危険な場所を知っておく
- マイ避難カードを再度配布し、作成を促す
- 避難場所マップの作成(避難可能な場所)
- 避難が必要となる2日前から区より区民へ危険内容と避難ルートの周知を行う
- 区の会議、集まり等で必ずマイ避難カード作成を啓発する
- 防災マップを各自よく理解しておく
誰が
- 地区役員、関係団体、自主防災会会長、中年会等が連携する
- 隣保長中心に隣保単位で
- 自警団、育成会
- 高年クラブ
どのように
- 定例会で役員に周知徹底し、区内会合、行事等で必ず話題とする
- 防災マップの全戸配布
- まずはお隣を知ること
- アンケートと聞き取りによる情報収集
- 区内でワークショップを行う
いつまでに
- 2022年8月最終日曜日の市民総参加訓練まで
- 組織的に随時行う
「3.高齢者等への避難が行える支援体制が確立されている」
具体的な取組み方法
- 隣近所の人の状況を把握すること
- 各区で高齢者の調査を行う
- 支援に必要な情報収集を行う
- 名簿(支援が必要な方)を作成し、担当者を割り当てる
- 高齢者が自ら依頼できる連絡先を決めておく
- 避難支援訓練
誰が
- 近隣の人
- 自警団、消防団員、民生委員
- 元気な高齢者(老老支援は必要)
どのように
- 高齢者への日頃からの声掛け
日々の声掛けが重要ではあるが、日々の声掛けと言っても、実施効力や有無が見えるように声掛けする内容を具体化することも必要(あいさつ程度の声掛けではなく、身内の訪問頻度、体調のことなど)
- 関係者の定期的な会合
- 区長⇒組長⇒世帯主の順で声をかけ、支援が必要な方がいないか情報収集する
- 名簿作成のため、要援護者の支援基準を決める(地区としての)
- 支援者側だけが「高齢者の支援をどうするか?」と悩むのではなく、高齢者や障害者の方も、災害時にどのように行動するか、家族や親族でどのように支援するか等を検討し、支援者・当事者と相互での役割分担を明確にすることが必要
いつまでに
- 新年度開始(2022年4月)まで
- 市民総参加訓練(2022年8月最終日曜日)まで
- 今年度(2021年度)は区内で組織作り・役割分担・隣保単位での情報収集、来年度(2022年度)に計画作成し訓練の実施
今後の取組みについて
ワークショップの成果として具体的取組みとスケジュールが決まったので、八条コミュニティと各地区で取組みを行います。
また、今回のワークショップで検討できなかった2つの目標についても、どのように達成するか八条コミュニティを中心に進めていく予定です。
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