防災ワークショップを清滝地域コミュニティ「桜・清流の郷 きよたき」で開催しました(2020年9月20日)
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更新日
令和2年10月2日
清滝地域コミュニティ「桜・清流の郷 きよたき」 防災力向上 防災ワークショップ
豊岡市では、国土交通省、兵庫県、豊岡市社会福祉協議会と連携して、地域の防災力向上を目的に、防災に関するワークショップを2011年度より継続的に開催しています。2016年度までは行政区単位で開催していましたが、2017年度からは地域コミュニティ単位で取組みを進めています。
9月20日に清滝地区コミュニティセンターで実施された「マイ避難カード」作成に向けたワークショップについて紹介します。
ワークショップの目的
水害・土砂災害に備えた地域防災を考える
本取組では、地区住民から住民だからこそ知り得ることや防災上の課題等を紹介してもらいながら、専門部署の担当者からの災害・防災に関わる情報提供を踏まえ、地区の「避難場所」「避難対象者」「避難のタイミング」を考える。
これらを踏まえ、今後、地域コミュニティ、行政区、さらには一般家庭へ「マイ避難カード」作成の取組みを波及させるとともに、防災力向上のための方針(アクションプラン)と「地域防災活動の手引き」をとりまとめることとしてます。
また、取組みを実施するにあたっては、コロナ禍における洪水・土砂災害に対する避難のあり方や対策について念頭に置いています。
ワークショップの概要
- 開催場所:清滝地区コミュニティセンター
- 開催日:2020年9月20日(日曜日) 午前9時〜正午
- 参加者:清滝地域コミュニティを構成する各区の代表等 23人
概要
グループワーク 「命を守る術(避難)を考える」を考える
- マイ避難カードを活用しながら「一般家庭」を想定した避難を考える
- マイ避難カードを活用しながら「災害時要援護者がいる家庭」を想定した避難を考える
話題提供
「 浸水想定区域、河川水位情報について」 (豊岡河川国道事務所)
グループ討議 「清滝地区として取組んで行くことを考える」 を考える
- グループ討議
- グループ発表
話題提供
「要援護者について」(豊岡市社会福祉協議会)
ワークショップの様子
グループワークでは、3グループに分かれてマイ避難カードを活用しながら、前半は一般家庭を前提に立地条件を何パターンか想定して行政区としての避難を考えました。後半は災害時要援護者を含む家庭を想定して、同様にマイ避難カードを活用しながら避難を考えました。
[画像]写真:ワークショップ会場の様子(136.8KB)
[画像]写真:区ごとにマイ避難カード作成を作成する様子(135.0KB)
グループ討議では「地域での防災課題、優先事項、今後何をしていくか」を話し合い、最後に、討議の結果を清滝地区で共有するためにグループごとに発表を行いました。
グループ討議では、さまざまな意見がありました。
グループ討議の意見
- 区民の方にも防災意識向上のため、このような機会を作りたい。行政の力も必要だが、区としても啓発を進めたい。区民の方にどう啓発していくかが課題。啓発について行政の力も必要だが、区としても考えていきたい。(十戸区:中嶋 昭さん)
- 改めて区の危険個所を確認できた。危険個所の住む方に対し注意を呼び掛ける必要があると感じた。伝えることの重要性は感じたが、ただ単に危険を煽るような啓発はよくない。どう伝えていくか伝達方法が課題。区独自にたじまドームを避難場所とすることを検討したい。(名色区:尾上典生さん)
[画像]写真:グループ討議の様子(137.1KB)
[画像]写真:発表の様子(127.1KB)
【ワークショップでいただいた主な感想】
ワークショップについてアンケートを実施しました。参加者全員の方が「有意義であった」「とても有意義であった」という回答でした。主な感想や意見を紹介します。
ワークショップに参加して良かったこと
- 参加した者同士で共通認識ができた
- 他地区の取組み等を聞き、当地区に改善できるところが発見できた
- 災害時の避難行動であったり、日頃から想定される事を具体的にどうするのか理解できた
- 新しいことが知れて良かった
- 「マイ避難カード」の確認、作成が意識付けとして良かった
- 日頃、災害のことに深く考えたことはなかったが、今日の研修で更なる災害に対する意識が向上した
- 改めて防災マップが確認できた
- 各地域の取組みが分かって良かった
- 生活している地区の水害、土砂災害の防災マップの再確認ができたこと
- 行政の取組みを知る事ができた
- 清滝地区の現状が理解できた
- 幅広い情報が得られたこと
- 自身の地区の危険箇所を確認できた。水害の場合、避難は垂直避難で十分であることが確認できた
改めて気づいた地域の課題など
- 区民一人ひとりの防災意識を高める必要がある
- 近所の人達への呼び掛け
- 各地域によって取るべき行動に違いがあり、それぞれの問題等を共有する必要がある
- 情報の共有方法誰が誰に情報を伝えるか
- 防災に対する取組みについて、他区の取組みを取り入れて、区民の皆さんに伝える取組みを行っていきたい区民の皆さんに如何に防災に対する意識付けが大切かを伝える必要がある
- 避難する時、要援護者の避難をどうするのか等課題がある
- 区内で周知することが必要
- 改めて危険箇所の確認が必要と感じた
- 高齢者が多いので、誰が責任を持って動くかが問題
- マイ避難カード作成で、危険地域の方への支援等が必要なこと
- 高齢化がさらに進むため支援対象者をどうするか課題
- 日頃の気配り、コミュニケーションが必要
- 自分の所は大丈夫だと思っている方が多いためどのように意識を変えるか
- 地域のコミュニケーションの重要性
- 区としての避難場所のあり方の検討
- 万が一の際、明確な役割分担が決まっていない
防災に関する意見やワークショップの感想など
- 今日のようなワークショップを区民全体で行えれば良いと思う
- このような活動を継続していく必要がある
- 合同訓練がいかに大事ということが分かった
- 地域コミュニティとしての課題を確認できたことは良かった。今日の「防災力」を住民に如何に伝えていくか(意識向上)
- 災害はいつ何時やってくるか、なかなか把握することが難しい。日頃から災害に備える準備をしておくことが必須であると考える
- 意見を周りの人にも伝える
- 今後もこのような機会があれば良いと思った
- 大変難しい!!
- 防災に対して意識が高くなりました
- 意識の差が大きい
- まずはできることから行動すること。参加できるものに参加すること。自分の命は自分で守るという気持ちが大切
- 一人ひとりの防災の考え方が大切
- 地域特有の雪害、雪災の対応についても考えたい
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