「簡易型雨量計」の作り方
ページ番号1000618
更新日
平成30年5月23日
大雨・台風時には自主避難の目安に!
[画像]写真:使用方法(赤いテープは避難目安の雨量を示しています。目盛はミリメートル表示)(122.5KB)
市では、土砂災害危険度予測システムで抽出した、特に危険な箇所(地区)に対し、自主避難の目安とするための「簡易型雨量計」を配布しました。
この雨量計を配布した地区以外からも要望があったため「簡易型雨量計」の作り方を提示しますので、参考にしてください。
1 目的
雨量が120ミリメートルに達したら、自主避難の目安とする
2 設置箇所
家からよく見えて正確に測定できるように次のことに注意する
- 建物の屋根や庭木の枝などの下を避ける
- 雨が跳ね返ったり、風の影響が少ないところを選ぶ
3 使用方法
- 雨が降りそうになったら、雨量計を空にする(溜まっている水を捨てる)
- 雨水がたまり、雨量計の赤い印まで来たら、自主避難を考える
使用材料および作り方
[画像]イラスト:作成参考図(13.0KB)
- 炭酸飲料の1500ccのペットボトルを用意する
- 全長が30センチメートルあるので、上から9センチメートル程度で切断する
- ペットボトルの下から5センチメートル程度まで、モルタル(コンクリート)を入れる
- 目盛りを貼って完成(注:目盛はミリメートル表示。マジックなどで目盛を書いても良い)
目盛の上にセロハンテープなどを貼り保護すると長持ちする
- あくまでも、簡易型雨量計は、自主避難行動の一つの目安としてください。
- 10回避難して、10回何事もなくても「今回も被害が出なくて良かった」という意識を持ちましょう。
自主避難の際の留意事項
- 山、崖から離れた近くの安全な所など、土砂災害の危険性のない場所に避難してください。
- 夜間、暴風雨や家の周囲が浸水しているなど、どうしても安全な所に行けない場合は、自宅などの建物の2階以上の、山や崖の反対側への避難を考えてください。
注:過去の災害事例では、土砂災害の被災者の10人のうち9人が1階で被災しています。
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