「岩画」の魅力と漢字のルーツを求めて〜 ギャラリートーク


ページ番号1024214  更新日 令和4年12月1日


1万年以上前から人類が岩石に刻んだ「岩画」の拓本18点を公開

岩画拓本提供者の岡本光平氏による調査時のエピソードトークを開催

[画像]ギャラリートークの写真(75.9KB)

 11月27日午後1時30分〜3時まで、今回の企画展の岩画拓本提供者で、現代書家でもある岡本光平さんによるギャラリートーク「岩画の魅力と漢字のルーツを求めて」を開催しました。

 モンゴルの気候、アルタイ山脈やゴビ砂漠など岩画調査地の風土紹介の後、2015年と2016年に岩画調査に同行した遠藤浩明さんが、調査時の苦労や思い出などエピソードを語ってくれました。

 その後、岡本光平さんによる岩画の紹介が行われ「車」や「祈」という漢字のルーツに当たるのではないかとひらめいた岩画の紹介がありました。

 また、渦巻状の鹿の角の表現の意味や、出産シーンを表現した「誕生図」の珍しい表現の紹介など、多様な鹿の表現の仕方の紹介もありました。

 岩画が動物などを刻んだ単なる古代の人びとの暮らしぶりや幸福・豊穣への願いを込めた表現にとどまらず、宇宙や世界、宗教、哲学的な意味までを含む人類最古の表現にして最新の表現であると考えられること、まだほとんど研究や解明がされていない最後の学問分野かもしれないと考えていることなど、多彩な論点に当たる興味深い内容であり、聴講した参加者からは、拓本の取り方や古代の文字に関する質問が出るなど、活発な意見交換が行われ終了の時を迎えました。

 岡本さんによるギャラリートークは、来年3月にも計画していますので、興味のある方はぜひ参加してください。

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 次回のイベント

ギャラリートーク「岩画の魅力と漢字のルーツを求めて


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