モンパクグローバルクラブ2022_2回目を開催しました


ページ番号1023351  更新日 令和4年7月19日


日本のこと、モンゴルのこと、学んでみよう!!

モンゴルの移動式住居「ゲル」を組み立てる経験をしました

 7月18日(月曜日)「モンパクグローバルクラブ2022」の2回目の活動を実施しました。

 モンパクグローバルクラブ(通称:MGC)とは、モンゴルという国を知ることをきっかけに、国際理解を楽しみながら学んでいこうとするサークル活動です。

 今回の活動内容は、モンゴルの移動式住居「ゲル」の組み立てを実際に体験する試みです。天候を考慮し、当館に隣接する資母体育館をお借りして、室内にてドーム型のゲルの建て方を学びました。

 モンゴルでは、遊牧民は季節によって最も遊牧に適した場所を探して、家畜と共に移動しながら生活します。そのため簡単に移動できるようにテント型の「解体・組み立て可能な住居」に住んでいます。それが「ゲル」です。この組立には、カナヅチもノコギリも必要ありません。入り口の位置は、北西からの偏西風を避ける意味や太陽の陽が差す方向を考慮し概ね南東に玄関を構えます。まずはその位置を確定するところから始めます。次に折り畳み式の壁面を広げていき円形を整えます。次に天窓部分を中央に仮置きし、それに屋根を構成する木棒を四方から差し込み壁面と紐で固定していきます。最後に屋根にテントをかぶせて要所を紐で結んで固定していきます。モンゴルの冬はマイナス40度にまで気温が下がります。極寒の冬には、羊毛製のフェルトをゲル全体に巻き付けて寒さを防ぐそうです。

 今回は「体験」がメインであるため、縮小版のゲルをメンバーで力を合わせて組み立てました。

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 少人数のサークル活動ではありますが、実際に体験することから学びを得るというコンセプトのもと、今後もアイデアを出し合い体験型の博物館として魅力向上に努めたいと思います。


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